| message テーマ5 木と草花を楽しむ 草八 竹や笹でデザイン性豊かに | |||||
竹林の中の雰囲気が好きです。葉っぱの降り積もった斜面と見通しの良いすがすがしさ。明るい緑と黄色っぽい色彩。仰ぎ見ると透明感のある葉がさわさわとしています。笹で覆われた山道をざわざわとかき分けて歩く気分もいいものです。個人住宅の庭に竹や笹があまり使われないのはどうしてでしょうか。 竹をどう使うか 竹の良さはなんといってもその姿形です。まっすぐな幹はどんなデザインにも合います。必ずしも和のものではありません。都心部のマンションや近代的なオフィスビルの庭に使われているのもそのためです。しなやかに風にそよぎ、薄い葉は日の光を通し、剪定も可能なので庭が暗くなることもなく木漏れ日が気持ちいい。そして植える場所が狭くてもいい。二階の窓の前に竹を植えると、窓から見えるくらいまですぐに伸びて、二階の窓からの景色が一変します。 どんどん竹の子が出て何本も棹が伸びますから、多すぎれば根元から切りとって新しい棹を伸ばします。下枝は切りとって、真っ直ぐな棹が群立する様子を強調して楽しみます。小さな庭に植えるのなら、大きくなる真竹や孟宗竹ではなく、黒竹やヤダケ、ナリヒラダケなどを使います。 ササ類 庭によく使われるのはコクマザサやオカメザサです。潅木や石の根締めとして使われたり、グランドカバーとして使われたりします。起伏のあるところで使うと明るい山の尾根道のような雰囲気になって野趣があります。何年も伸ばしたまま放っておくと背が高くなりすぎますので、剪定して低く押さえます。 根の処理 竹や笹を植えることがためらわれるのは、強い根が横に伸びてとんでもないところから竹の子が出てくるという恐怖があるからですね。でも恐れることはないのです。五〇センチから一メートルほどの仕切りを土中につくればいいのです。もちろん専門職の方に施工してもらうのがいいのですが、大面積でないなら自作もできます。ホームセンターなどで売っている、工具入れのような深いプラスチック製の箱を用意します。充分な厚みがあって簡単には割れないもの。そのボックスの底に水抜き穴を開けて、竹の根の仕切り板代わりに庭に埋めるのです。プラスチックのゴミ箱はプロポーション的にはいいと思いますが、薄くてそのうちに割れてしまいそうです。 ちなみに我が家では、浴室の窓の前に黒竹を四株、足元にコクマザサを植えています。それらの根の仕切りは、アクリル板を四十数センチほどの深さまで埋めていますが、ギョッとするようなことは起こっていません。万一、根が仕切り板の下を潜り抜けて出てきたら、はびこる前に掘り出して根を切るか、最悪の場合は全部やり直したらいいと、鷹揚に構えています。 このメッセージはこの本に掲載されています。 ![]() 紹介 ご購入→ amazon 楽天ブックス yahoo books e−hon |
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